春日井市若草通の肛門科 安藤外科|肛門外科、外科、消化器内科(胃腸内科)、泌尿器科、皮膚科、内科、小児科

〒486-0914
愛知県春日井市若草通3-39

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入院手術

治療数

手術件数 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 合計
痔核根治術   585 565 499 352 260 298 183 250 241 257 266 332 359 330 391 468 5636
ジオン硬化療法(4段階注射法)     81 72 172 214 225 210 233 302 261 338 371 387 386 358 367 3977
PPH法 122 121 114 128 215 211 166 239 225 200 232 217 237 260 245 213 188 3333
複雑痔瘻根治術     94 95 93 82 91 105 105 107 111 125 131 124 129 137 137 1666
単純痔瘻根治術     32 41 59 63 38 29 55 64 37 48 39 46 56 31 45 683
肛門狭窄形成手術     11 8 15 20 3 13 9 6 16 26 44 42 66 56 47 382
直腸脱手術     11 12 5 10 14 8 5 2 9 11 17 16 22 23 18 183
結腸ポリペクトミー20mm以下     1 26 41 44 52 43 50 47 34 35 32 31 24 18 29 507
結腸ポリペクトミー20mm以上     44 22 7 9 5 11 7 2 1 1 0 0 0 0 0 109
毛巣瘻手術                     5 5 9 4 4 4 6 37
直腸粘膜脱形成手術                   13 19 15 18 29 50 30 23 197
合計 122 706 953 903 959 913 892 841 939 984 982 1087 1230 1298 1312 1261 1328 16710

※横スクロールできます。

痔核根治術(結紮切除術) 2泊~3泊

痔核根治術は文字通り痔核の根っこから治療する手術です。
いぼ痔の治療のために行われる手術で、多く施行されています。

さまざまな状態の痔に有効で、切れ痔と併発しているような場合にも対応でき、いぼの大小や複数ある状態でも施術が可能です。
痔動脈に糸をかけて内痔核の外側の皮膚を含めて切開し、皮膚を2~3cm含める形で痔核を切除します。痔核は表面の浅い層にあるため、肛門括約筋を傷つけることはありません。

ジオン硬化療法(4段階注射法) 日帰り~1泊

当院では、いぼ痔を切らずに注射で治療する、『ジオン治療』を行っています。
この治療法は手術に比べて出血や痛みが少なく、短期間の入院で治療することができます。

原則は1泊入院手術ですが、症例によって日帰り入院手術(外来手術ではない)でも行うことがあります。午前中に入院、前処置の上、手術施行、入院病棟で点滴、安静ののち、夕方診察後に退院許可という流れです。通院は2週後、4週後、8週後の3回で終了です。

詳しくはこちらから

PPH法 3泊~4泊

専用の自動吻合器を用い、痔核そのものを切除せず、痔核の上方にある弛緩延長した直腸粘膜と血管を環状に切除・吻合し、痔核を正常の位置につり上げ、縮小させる方法です。

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単純痔瘻根治術は1~3泊、複雑痔瘻根治術は4~5泊で現在行っています。

痔瘻とは膿みが溜まり肛門と皮膚の間にトンネルができてしまう症状をいいます。
症状として、「腫れ」「痛み」「発熱」「膿みが出る」などがあり、薬では治療できないため、手術が必要です。
単純と複雑の区別の仕方は筋層の貫き方が浅いか深いかで判断します。

単純痔瘻根治術 1~3泊

単純痔瘻とは粘膜や皮下組織にトンネルができる症状で、程度が軽いので手術も切れ痔と同等の手技で済みます。

複雑痔瘻根治術 4~5泊

複雑痔瘻の場合は筋肉組織を貫くトンネルができてしまうため、他の術式が必要となります。

肛門狭窄形成手術 3泊~4泊

肛門狭窄とは

長期間にわたり裂肛がくり返し起こることにより、切れた粘膜が治るときに引きつれ、それが重なることにより肛門が少しずつ狭くなっていき、肛門狭窄となります。
肛門狭窄の原因の主として、便秘が挙げられます。
食生活の改善や薬物療法などを行うことによって、便通が改善し、症状がよくなることもあります。

肛門狭窄形成手術

重い肛門狭窄の治療法として肛門狭窄形成術があります。
内括約筋レベルの肛門狭窄に対してLSISを行い、LSISだけでは解除不可能な肛門上皮レベルの狭窄にはSSG法を行います。

直腸脱手術 2泊~3泊

直腸脱とは

直腸が肛門の外に飛び出してしまう病気です。
高齢の女性の方に多い病気ですが、乳幼児から男性の方でも起こる病気です。
薬物療法のみでの治療は難しく、多くの場合は手術が必要となってきます。

直腸脱手術

手術方法として大きく「経腹的手術」「経会陰的手術」の2種類に分かれます。

経会陰的手術
肛門側から脱出した直腸を縫い縮めたり、肛門を脱出しない程度に狭小化する方法です。
局所麻酔での施術が可能なため、身体への負担は少なくすみますが、再発が経腹的手術に比べやや高くなります。

結腸ポリペクトミー 原則1泊

内視鏡的大腸ポリープ切除術とも言います。
大腸ポリープや粘膜内早期がんには内視鏡切除(ポリペクトミー)が第一選択です。
日帰り手術で、内視鏡検査を行い、ポリープがあればその場で摘出しています。
また、大きなポリープの場合は2~3日入院していただいています。
※原則は1泊入院です。症例により日帰り入院手術となる場合もあります。所要時間は30分程度です。通院は2週後の1回で終了です。